下の写真は開演準備前の虎丸座です。
今日は虎丸座名物の“噂の”高座をご紹介致します。
写真右手に見えるのが毛氈(もうせん)のかかっていない高座です。
天板の下の部分にイスなどが収納できるようになっていて、ふたつに分割することができます。
虎丸座は落語の常打小屋ではありませんので、高座の移動が楽なように工夫されています。
高座の高さはお客様がイスに腰掛けた状態で見やすい高さになっています。
ご覧のように全席イス席ですので、畳に直接座るのはひざが痛くてどうも…、というようなお客様でも楽な姿勢でお楽しみいただけます。
しかも噺家さんが演じやすい絶妙な高さになっていて、噺家さんが高座の上で立ち上がっても天井に頭がつきません。
2012年1月の会では小せんさんがこの高座でガーコンを演じました。
この高座は、馬るこさんのアドバイス(かゆいところに手が届くようなとても詳細なものでした)のもと、虎丸座のオーナーが手作りで製作致しました。
来週(12/21)の会で江の島落語会は16回目となりますが、これまで多くの噺をこの高座は観てきたことになるのですね。
窓の外には江の島と相模湾が広がり、天気の良い日には富士山や大島なども見ることができます。
この写真を撮っている手前側にカウンターがあり飲食物を販売致しております。
ぜひ虎丸座におでかけいただき、ゆっくりとくつろぎながら江の島落語会をお楽しみいただきたいと思います。
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